リンク: 米軍がTV局に金銭/イラク 都合よい報道へ“検閲”も/米紙報道.
米紙ワシントン・ポスト二十六日付は、イラク駐留米軍が、米軍の活動に好意的な報道をさせようと地元テレビ局の番組に毎週六百ドル(約七万円)を渡したほか、テレビ局に施設建設費三十万ドル(約三千五百万円)、設備購入費三万五千ドルを供与していると報じました。
同紙が、米軍報道当局者の話として伝えたもの。米軍の「情報戦争」の一つとして紹介しました。先月には、イラク駐留米軍が地元紙に報酬を支払い、米軍に都合のいい記事を掲載させていた問題が発覚しています。
同紙によると、米軍は三都市のテレビ局に金銭を供与してきたといいますが、都市名やテレビ局は明らかにされていません。→
【コメント】 昔の日本の戦争では、日本の兵士たちがどんなふうに戦い、現地人とどんなふうに交流しているかが、新聞やニュース映画で知らされたものだ。
従軍記者や従軍作家というようなものがいて、「生きている兵隊」をはじめ多くの戦争文学が生まれた。
ヴェトナム戦争のときは開高健のような作家が米軍に従軍して「ヴェトナム戦記」のような戦記を書き「輝ける闇」のような作品を書いた。
いまは、戦争のことは、軍の発表のほか何も伝わらない。
サマワに駐留した自衛隊の兵士はどんな暮らしをし、なにを考えているか。一切がわからない。これが民主主義の軍隊であり、戦争であるのか。なにか不思議な気がする。
今度の戦争の報道は完全に統制されている。