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2006年9月19日 (火)

<反イスラム行為>暴力・差別などが前年比3割増 05年

(毎日新聞) - 9月19日10時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000028-mai-int

 【ワシントン和田浩明】米国のイスラム系人権団体は18日、05年の反イスラム的な暴力行為や差別などが前年比約30%増えて2000件近くに達し、過去12年間で最高になったとの年次報告書を発表した。背景には、実行犯のほとんどがイスラム教国出身だった01年米同時多発テロの影響が続いていることや、米国内で目立つ反イスラム教的発言などがあると分析している。
 米・イスラム連絡会議(CAIR、本部ワシントン)によると、05年に同会議が把握した反イスラム的な暴力・差別行為は1972件で、04年の1522件から29.6%増えた。このうち「ヘイト・クライム」(憎しみによる犯罪)とCAIRが分類したものは153件で前年比8.6%増だった。
 具体的には▽イスラム寺院の爆破事件▽老人、女性に対する暴力事件▽イスラム寺院を対象にしたと見られる銃乱射事件――などが発生しているという。
 州別ではカリフォルニア(全体の約19%)が最も多く、イリノイ(同13%)、ニューヨーク(同9%)、テキサス(同8%)などが続いている。
 CAIRは「反イスラム的行為が増えている最大要因は、インターネットやラジオ番組などにあふれるイスラム恐怖症的発言だ」と主張している。

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