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2007年8月11日 (土)

制裁下 イランの銀行 東南アジアに金融拠点作り 支店開設で活路探る

8月11日8時0分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070811-00000071-san-int

 【ワシントン=有元隆志】核兵器開発疑惑などで国際社会から金融制裁などの圧力を受けているイランの銀行が、東南アジアに支店を開設し、業務を継続しようとしていることが9日、分かった。イランの金融問題に詳しい情報筋が明らかにした。欧州の金融機関もイランの銀行との取引を停止するなか、東南アジアに拠点を設置することで活路を見いだそうとしているものとみられる。

 同筋によると、東南アジアに支店を開設しようとしているのはイランのメリ、セパ、サデラトの各銀行。マレーシアのほか、インドネシア、シンガポール、香港などが候補となっているという。同筋は「メリ銀行は数カ月のうちに支店をマレーシアに開設しようとしている」と語る。

 同筋はイランが東南アジアに目を向けた理由について、「(金融制裁の影響を受けるなか)制裁から立ち直るためにも、欧州に代わって取引が可能な地域として選んだのではないか」と指摘する。

 マレーシアは「イスラム金融センター」となることを目指し、投資促進のため税制面での優遇措置などを講じているほか、エネルギー分野でもイランとの結びつきを深めている。これに対し今年2月、ラントス米下院外交委員長はマレーシアとイランとのエネルギー契約に抗議し、米国とマレーシアの自由貿易協定(FTA)交渉を中止するよう米政府に求めた。

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